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2022.02.25

幼稚部 3月便り

    幼稚部 3月便り March Letter

園内に差し込むやわらかな陽射しが、今年度の残りわずかな時間をそっと包み込んでくれている気がします。この1年を振り返り、一人ひとりが自分のペースで大きく、たくましく成長した姿をうれしく感じているこの頃です。引き続き感染対策を徹底し、子どもたちが楽しく学園生活を送れるように努めていきますので、ご協力をお願いします。

今月のおすすめ曲 ♪ ~ 

    響 曲 第 1     シューマン

   Symphony No.1 "Spring"        Schumann

  ロマン派時代の革新派、シューマンの交響曲第1番。こちらの曲には「春」というタイトルが付けられています。

シューマンは文学にも精通した作曲家で、詩から着想を得て作曲したり、曲にタイトルを付けるなど音楽を「自己表現」の手段として確立した人でもあります。

今回ご紹介した交響曲第1も無名の詩人、アドルフ・ベトガーの作品の最終行「谷間には春が萌えたっている」という文章が着想となっています。

序奏のトランペットとホルンのファンファーレがまるで春を告げるかのような清々しい響きです。

3 弥生(やよい) March

3月は、31日あり、冬と春の境目の季節にあたります。その年の11月と同じ曜日で始まり、平年の場合は、2月と同じとなります。

日本では、旧暦3月を弥生(やよい)と呼び、現在の新暦3月の別名として用いています。草木がいよいよ生い茂る月「木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)」が由来とされています。

英語の月名 『March』 は、ローマ神話のマルス (Mars) の月を意味する「Martius」から取ったものです。

日本では年度替り(会計年度や学年など)の時期とされているため、卒業式や送別会が行われ、出会いと別れの時期とされています。

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