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2022.04.25
幼稚部 5月便り
幼稚部 5月便り
新年度がスタートして、早くも一か月が経とうとしています。最初は人見知りをしていた子ども達ですが、今ではすっかり馴染んで仲良しになりました。新しい環境に慣れてきたため、それぞれの個性も出てくるようになり嬉しく感じています。
この一か月だけでも成長を感じられる出来事が多々あり、一年後にはどんな姿を見せてくれるのか今から楽しみです。
In late May, a new teacher will come from England.
~ 今月のおすすめ曲 ♪ ~
交響曲第6番「田園」 / ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
Symphony No. 6, Op. 68 / Ludwig van Beethoven
「田園」は自然豊かなハイリゲンシュタットで作曲されたもので、まさに自然の豊かさと、落ち着きが曲に表れています。ベートーヴェンの作品では珍しく優雅で柔らかいのが特徴的で、交響曲第5番「運命」の迫力のある無駄のない音楽とは対照的です。ベートーヴェンの交響曲は偶数番が穏やかだとよく言われます。穏やかな「田園」をぜひ聴いてみてください♪
【5月5日】
端午(たんご)の節句や菖蒲(しょうぶ)の節句とも呼ばれるこどもの日は、1948年に祝日に制定されました。
「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日とされています。
【こどもの日の由来】
中国の「節句」が日本に伝わり、鎌倉~江戸時代にかけて「端午の節句」が定着。端午の節句のシンボル的な存在が、植物の菖蒲です。菖蒲の葉の形が剣に似ていることなどから、男の子の節句として広まっていきました。今でも厄除けや健康祈願のために、お風呂に菖蒲を浮かべ「菖蒲湯」に浸かる風習が残っています。
【こどもの日に飾る「五月人形」と「こいのぼり」】
ひなまつりにおひなさまを飾るように、こどもの日には「五月人形」や「こいのぼり」を飾る風習があります。 五月人形には 「武士のようにたくましく育って欲しい」 「災いから身を守る」 という想いが込められています。また、中国の有名な昔話で 「黄河を登り切った鯉は竜になる」と語られていることから、こいのぼりは「将来出世できる、立派になる」と言われています。
【こどもの日の食べ物といえば「柏餅」と「ちまき」】
こどもの日の食べ物といえば「柏餅」と「ちまき」ですよね。柏の木は新しい芽が出るまで古い葉も落ちずに残っていることから、「家を継ぐ子どもが生まれるまで親も元気に過ごせる」として、柏餅は子孫繁栄などを願う縁起物。これは日本独自の風習だと言われています。
ちまきは、5月5日に中国の偉人が川に身を投げて亡くなってしまった話に由来します。その方は周囲の人々からとてもしたわれていました。人々は「魚が亡骸を食べてしまわないように」、と魚のエサとしてちまきを投げ入れたそう。そのことから、中国では5月5日に厄除けとしてちまきを作るようになったとか。