新着情報
2023.12.26
幼稚部 1月便り
幼稚部 1月便り
今年もあっという間に時が過ぎ、気づけば12月が終わろうとしています。皆さまにとって、今年はどんな一年だったでしょうか。
できなかったことがどんどんできるようになっている子どもたちの姿に、一年間の成長を感じます。大きなケガもなく子どもたちと楽しく過ごせたことが何より嬉しいことです。
年末年始は保護者の方以外に、おじいちゃん、おばあちゃん等たくさんの人に合う期間かと思います。風邪予防をしっかり行い、元気に気持ち良く新年を迎えたいですね。そんな多忙なこの季節は、空気が乾燥し、インフルエンザ等の感染症が流行する時期です。ご家族全員で手洗い、うがいをしっかり行い、感染症予防を実施頂けますよう、お願いいたします。
今月のおすすめ曲
ヴァイオリン協奏曲 : チャイコフスキー
今月のおすすめ曲は、ケイteacherが小さい頃からずっと大好きなチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲です。四大ヴァイオリン協奏曲と称される名曲です。第一楽章の第一音から、どこをとってもまるで歌うような美しい旋律が魅力です。そして情感あふれるヴァイオリンソロがたまりません。明るく、美しく、そして豪華で珠玉のきらめきを感じることができます。日本では大晦日にベートヴェンの第9を聴くのが恒例ですが、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲も彩りに満ちた壮大な名曲ですで、ぜひ聴いていただき音楽に浸ってみてください♪
あまり知られていない干支と十二支の違い
「干支」と「十二支」が、同じ意味だと思っている方は多いようです。2024年は辰年ですが、本来の干支でいうと甲辰(きのえ・たつ)。辰年であること以外にも込められた意味があります。
干支は「十干」と「十二支」の組み合わせ
「十二支」はご存知の通り、子(ね:ねずみ)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う:うさぎ)、辰(たつ)、巳(み:へび)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い:いのしし)と、その年を12種類の動物になぞらえたもので、年の他にも時刻や方角を表すことがあります。
この十二支が「干支」の意味で用いられることがありますが、干支とは本来「十干十二支(じっかんじゅうにし)」を略した呼び名で、「十干(じっかん)」と十二支を組み合わせたものです。
「十干」とは、甲(こう:きのえ)、乙(おつ:きのと)、丙(へい:ひのえ)、丁(てい:ひのと)、戊(ぼ:つちのえ)、己(き:つちのと)、庚(こう:かのえ)、辛(しん:かのと)、壬(じん:みずのえ)、癸(き:みずのと)の総称で、もとは1から10までものを数えるための言葉です。
2023年は十二支でいうと「卯(う)」年ですが、十干でいうと第10位を表す「癸(みずのと)」の年。干支はこれらを組み合わせた「癸卯(みずのと・う)」でした。つまり、2024年は十二支でいうと「辰(たつ)」年、十干では「甲(きのえ)」の年となり干支は「甲辰(きのえ・たつ)」となるのです。
2024年の「甲辰」の干支でいう意味
十二支や十干は数や方角だけでなく、それぞれ独自の意味を持っています。例えば「甲」が持つのは第1位であり、優勢であることを表す他、まっすぐに堂々とそそり立つ大木を表しています。
「辰」は十二支の中では唯一の架空の生き物、龍(竜)を意味します。水や海の神として祀られてきた龍は、竜巻や雷などの自然現象を起こす大自然の躍動を象徴するものであり、「龍が現れるとめでたいことが起こる」と伝えられてきました。
この2つの組み合わせである甲辰には、「成功という芽が成長していき、姿を整えていく」といった縁起のよさを表しているといえそうです。